3Dプリンターが調子悪い

3Dプリンターのホットベッドに黒い粉がパラパラ乗っていた。どうもゴムベルトが擦れて出たものらしい。ちょうどY軸のモーターのところ。
最近、変な音がしてたので、「何が原因だろう?」と思っていたけど、動いていたので特に調べなかった。

で、今日、とうとうおかしくなって、プリント中に中心がおかしくなった。Y軸のキャリッジが極端に動かなくなったのが原因らしい。
すぐにストップしてキャリッジを手で動かしてみると、確かに他の2軸と比べてY軸のキャリッジの動きが渋くなっている。
上のドライブホイールを外してみると、ドライブホイールが固くて回転しない状態になっていた。これでゴムベルトが擦れていたのかな?
ドライブホイールホルダーを分解してみるとドライブホイールにはめ込んだボールベアリングが壊れていた。「ボールベアリングって壊れるんだ…」と思ったけど、これも穴が小さくて入れるのに苦労したから、かなりストレスがかかっていたと思う。替わりの部品は無いので、とりあえず壊れたボールベアリングを外して、ドライブホイールホルダーのホイールを挟む部分を若干広げて回転しやすくした状態で組みなおした。

ドライブホイール(故障箇所)

ドライブホイール(故障箇所)

壊れたボールベアリング

壊れたボールベアリング


一応、これでプリンターは動くようになった。

交換のボールベアリングはマニュアルを確認すると、部品番号#31のR84zz(測ったら、外径8mm, 内径4mm, 厚み3mmだった)というやつなのでAmazonで探したらプライムでもあった。
「助かった!」と6個セットを即注文。

追記
翌日届いて、早速取り付けた。

R840ZZベアリング

R840ZZベアリング

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ブロッキング発振回路のシミュレーション(LTspice)

LTspiceには2SC1815のモデルデータが無いのは知っていたので、まずはモデルデータをコピーしてくる。
“ltspice 2sc1815″でググると出てくるので、それのできるだけ日付の新しいところから持ってくる。
今回は、ここ(回路シミュレーション LTspice の使い方(2) 部品の追加 – Qiita)からいただいた。

回路を組むのに、L1, L2はind2の◯付きのやつで、DraftメニューのSPICE directiveでK1 L1 L2 1と書いて関連付けする必要がある。
また、同じくSPICE directiveで.tranを書かないとシミュレーションが動かない。

ブロッキング発振回路(その1)

ブロッキング発振回路(その1)


あれ?違う…グラフを見ると、もうちょっと先まで見たい。

ということで、時間を1mにする。

ブロッキング発振回路(その2)

ブロッキング発振回路(その2)


振れ幅が小さい。

動かしているLTspiceのバージョンも違うだろうし、2SC1815のパラメータも違うかもしれないし…

この前、自分で作ったジュールシーフのパラメータで動かしてみる。

ブロッキング発振回路(その3)

ブロッキング発振回路(その3)


振れ幅が大きくなったけど、まだ違う。

しょうがないから、同じような感じに発振するパラメータを探してみた。

ブロッキング発振回路(その4)

ブロッキング発振回路(その4)


こんな感じか?

なんか本末転倒な感じ…

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LTspice再び

特に調べたい回路も無かったので、LTspiceは使ったことが無かったけど、先日見つけた「ABCDEFG・電子回路メモ書き・ブロッキング発振回路の動作原理」のページのシミュレーションには興味が湧いたので、Mac版LTspiceにトライしてみた。

LTspiceのMac版をダウンロードして、インストール。

起動すると、新規か既存のファイルを開くのか選ぶウインドウが出てくる。

LTspice画面(その1)

LTspice画面(その1)

新規を選んでみると、Windows版みたいなツールが並んだウインドウじゃなくて、すごくシンプルな画面。
これ、どうするの?って感じ。

LTspice画面(その2)

LTspice画面(その2)

メニューもほとんど機能がない。
右クリックでメニューが出てきて、これで全部やる感じ?
とりあえず、全部のメニューのスクリーンショット。

LTspiceメニュー(その1)

LTspiceメニュー(その1)

LTspiceメニュー(その2)

LTspiceメニュー(その2)

LTspiceメニュー(その3)

LTspiceメニュー(その3)

LTspiceメニュー(その4)

LTspiceメニュー(その4)

LTspiceメニュー(その5)

LTspiceメニュー(その5)

YouTubeで使い方の説明の動画を見つけた。
これを見たら使い方がわかった。キーボードのショートカット的なものと組み合わせて使うみたい。

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ブロッキング発振回路

「ブロッキング発振回路」という名前が分かったので、早速、ググった。

ABCDEFG・電子回路メモ書き・ブロッキング発振回路の動作原理」がわかりやすい。

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ブレッドボード電子キャンドルキット

秋月のサイトを久しぶりに見に行ったら、「ブレッドボード電子キャンドルキット」なるモノがあって、「ああ、キャンドルLEDもいいかも」と回路図を見たら、なんと!コンパクト・ジュールシーフと同じ回路が入っていた!

正式には「ブロッキング発振回路」というらしい。他にも「整流定電圧回路」とか役に立ちそうな回路が入っていたので、買ってみた。

キャンドルLEDのキット

キャンドルLEDのキット

キャンドルLEDのキットの部品

キャンドルLEDのキットの部品

面白いLEDが付属している。
電球を再現しようとしたLEDらしい。1個150円!

キャンドルLEDの組んだところ

キャンドルLEDの組んだところ

キャンドルLEDの動作

キャンドルLEDの動作

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ジュールシーフ再び

以前、手巻きのコイルを使ったジュールシーフを試したけど、それからYouTubeでマイクロインダクターを2つ使ったジュールシーフとか見つけていたので、今回はマイクロインダクターを使ったジュールシーフを試した。

お手本にしたのはコレ。

コンパクト・ジュールシーフのための部品

コンパクト・ジュールシーフのための部品

コンパクト・ジュールシーフ(ブレッドボードで仮組み)

コンパクト・ジュールシーフ(ブレッドボードで仮組み)

使った電池

使った電池

LEDキャップをかぶせてみた。

コンパクト・ジュールシーフ+LEDキャップ(ダメ電池)

コンパクト・ジュールシーフ+LEDキャップ(ダメ電池)

コンパクト・ジュールシーフ+LEDキャップ(新品電池)

コンパクト・ジュールシーフ+LEDキャップ(新品電池)

コンパクト・ジュールシーフの回路図

コンパクト・ジュールシーフの回路図

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LEDキャップ

5mmのLEDを差し込んで使うように6mmの穴を3つ組み合わせた砲弾型のキャップを作成した。

LEDキャップのデータ

LEDキャップのデータ

LEDキャップ(その1)

LEDキャップ(その1)

LEDキャップ(その2)

LEDキャップ(その2)

LEDキャップ(その3)

LEDキャップ(その3)

いざ、LEDを挿してみるとLEDのつばのところまでしか入らない。本当にLEDの光る部分のキャップなら6mmでいいけど、つばの部分も入れようとすると6mmじゃダメ。

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はにわ1号

はにわ(1号)を作った。

はにわ1号のデータ

はにわ1号のデータ

結構きれいに出力出来たけど、いくつか気になる点が…

はにわ1号

はにわ1号

目の上の線が目立つ。(ひび割れているみたいに見えるけど、割れているわけではない。)

はにわ1号(目の上に線)

はにわ1号(目の上に線)

背中にも縦の線が目立つ。

はにわ1号(背中に縦の線)

はにわ1号(背中に縦の線)

この設定かな?
Slic3r | Advanced / 高度なプリント条件の設定 / 3Dプリンタの設定をいじる / Slic3r まとめ

【追記】iPhoneのライトに載せてみた。

はにわ1号ライトアップ

はにわ1号ライトアップ

はにわ1号(+カップ)ライトアップ

はにわ1号(+カップ)ライトアップ

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2色印刷の方法(その3)

2色印刷の方法(その2)で保存したG-codeをSDカードに入れて、3Dプリンターで出力してみた。

確かに、2色印刷の設定はできたけど、赤のフィラメントのヘッダーの高さが若干高いので、ホットベッドへの定着が悪い。
しかも、Extruder 1の出力もきれいじゃない。

2色印刷(失敗)

2色印刷(失敗)

ヘッダーの高さ調整がうまくいかないので、しばらくは1色のみで出力しようと、確認のため出力してみたら、Extruder 2のヘッダーから赤のフィラメントが垂れていて、ひっかけてしまっていた。
本当は円なのに左上部分がExtruder 2のヘッダーから垂れていた赤フィラメントがこすって内側に引っ張られた感じになっている。

2色印刷の後の1色印刷での問題

2色印刷の後の1色印刷での問題

Extruder 2のヘッダーを掃除したらきれいに出力できるようになった。

何れにしても、しばらくは1色印刷で行こう。

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2色印刷の方法(その2)

Repetier-HostからSlic3rの設定を行うと、Slic3rが起動しているのがわかる。

「あれ?Slic3rって単独でも起動できるのかな?」と、Slic3rを単独で起動させたら、モデルを配置する画面が表示された。
「お!?」ということで探ったら見つけた!

Slic3rを単独で起動した時の画面。

Slic3rでの2色印刷(その1)

Slic3rでの2色印刷(その1)

Addボタンをクリックして、モデルを読み込む。

Slic3rでの2色印刷(その2)

Slic3rでの2色印刷(その2)

"ou_hosonaga.stl"を読み込ませた。

Slic3rでの2色印刷(その3)

Slic3rでの2色印刷(その3)

横に倒れた状態なので、"ou_hosonaga.stl"を選択した状態で、Objectメニュー>Rotate>Around X axis…を選ぶ。

Slic3rでの2色印刷(その4)

Slic3rでの2色印刷(その4)

回転量を入力するダイアログが表示されるので、-90と入力。

Slic3rでの2色印刷(その5)

Slic3rでの2色印刷(その5)

"ou_hosonaga.stl"が立った。で、もう一つ、"totu_hosonaga.stl"を読み込ませたところ。

Slic3rでの2色印刷(その6)

Slic3rでの2色印刷(その6)

これも同様にX軸で回転させる。

Slic3rでの2色印刷(その7)

Slic3rでの2色印刷(その7)

同じく-90を入力。

Slic3rでの2色印刷(その8)

Slic3rでの2色印刷(その8)

両方立った状態になったので、再度"out_hosonaga.stl"を選択して、Objectメニュー>Settings…を選択。

Slic3rでの2色印刷(その9)

Slic3rでの2色印刷(その9)

すると、Settings for ou_hosonaga.stlというダイアログが表示され、Extruderを指定するポップアップメニューがあるので、defaultから1(ナチュラルのフィラメント)に変更する。

Slic3rでの2色印刷(その10)

Slic3rでの2色印刷(その10)

同様に"totu_hosonaga.stl"を選択して、Objectメニュー>Settings…を選択。

Slic3rでの2色印刷(その11)

Slic3rでの2色印刷(その11)

SettingsダイアログのExtruderに2(赤のフィラメント)を指定。

Slic3rでの2色印刷(その12)

Slic3rでの2色印刷(その12)

Export G-code…ボタンをクリックしてG-codeを保存。

Slic3rでの2色印刷(その13)

Slic3rでの2色印刷(その13)

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