PICを始めるのに必要なモノを紹介します。
事前準備
PICはプログラムを書き込んで使います。
プログラムはパソコンで作成して、USBにつないだPICKit 2/3というモノでPICにプログラムを書き込みます。
1)パソコン
Macでも開発は可能ですが、最初はWindowsの方が楽です。
2)ケース
細かい部品がたくさんありますので、それらの部品を入れておくケースを100円ショップなどで用意しておくといいです。
3)参考書
最初は参考書があった方がいいです。Amazonで”pic マイコン”とか”pic 入門”で出てくる中から、できるだけ新しい&自分の好みで選べばいいです。
開発言語はアセンブラ、C言語がありますが、言語の経験が無ければ最初はどちらでもいいです。
後はサンプルで面白そうなモノを作っているのを選びましょう。
部品をいろいろ使うので、最初のサンプルで使っている部品をリストアップしておくといいです。
最低限必要なモノ
自分が作った回路やプログラムが動いているかどうか確認するために、最初の一歩としてLEDをチカチカさせるのが一般的です。ここではLEDチカチカできる最低限のモノを紹介します。
1)PIC
参考書で扱っているモノを用意しましょう。
たいていはPIC12F[秋]か、PIC16F[秋]シリーズです。
8ピン〜40ピンまでいろいろありますが、最初はピン数の少ない方が手軽です。
2)PICKit 2/3
PICKit 2[秋], PICKit 3 [秋]
参考書で扱っている方を選びます。
3)ピンヘッダー
6ピンで切ってPICKit2/3をブレッドボードに接続するのに使います。
他にも使い道があるので、むやみにバラバラにしないこと。
4)LED
5mm, 3mmの2種類あり、赤、黄、緑なら安い。
まずは5mmの赤がいいかと。
5)抵抗器
いろいろな種類がありますが、最初は1kΩ、10kΩの2種類あれば大丈夫。
6)ブレッドボード
最初は1000円程度の+/-にカラーの線が付いているのがいいでしょう。
固いジャンパーワイヤーのセットが付属しているモノがあります。
7)ジャンパーワイヤー
カバーのついた針金みたいな固いワイヤーと柔らかいワイヤーの両端に針金のついたモノの2種類があります。
ブレッドボードに固いワイヤーが付属していたら柔らかいワイヤーを買っておくといいでしょう。
さらにあるといい部品
たいていの参考書では次の部品も使います。
1)タクトスイッチ
たいてい、参考書で使っています。
2)コンデンサー
0.1μF、47μFの2種類。
3)圧電ブザー
たいてい、参考書で使っています。
4)電池ボックス
単3電池3本〜4本程度でコードが出ているモノ。
スイッチも付いていると便利。
普通の1.5Vなら3本、eneloopなら4本と5V程度になるように。
5)半固定抵抗器
10kΩとか100kΩとか。
工具
最初は1)〜4)は100円ショップで買えるモノでいいでしょう。
ただし、ピンセットなどはちゃんとしたモノは段違いに使いやすいので、順次いいモノに買い換えていくといいです。
1)ピンセット
2)ニッパー
3)ラジオペンチ
4)ルーペ
部品の品番を読むのに使います。
5)テスター
導通テストと抵抗器の抵抗を計るのに使うのでデジタル表示のモノがいいです。