PICkit2を使う(ステップ実行編)

PICkit 2を使ってサンプルのHello World (ちょっといじりました)をステップ実行するまでの操作をまとめました。

PICkit 2に44-Pin Demo Board(以下、デモボードと記します)を接続した状態から始めます。

1)DebuggerメニューのSelect Toolから、”PICkit 2″を選択。
2)Outputウインドウに何やらいろいろ出てきます。
3)デバッガ用ツールが出てくるので、”Run”をクリック。
4)するといくつかワーニングが出てくるので、YesやOKをクリック。
5)でも、最後にエラーが出て動きません。
6)しかし、ここでめげずに再度、”Run”をクリック。
7)すると、PICkit 2のTargetのLEDが光って、デモボード上のLEDも1つ光りました。
(これが、Hello Worldの動作です。)
8)で、ツールから”Pause”をクリック。
9)ソースが表示され、goto命令の行で止まります。
10)ここで無限ループしているので、ツールから”Reset”をクリックします。
11)すると、2行目の命令で止まり、デモボードのLEDも消えます。
12)ツールの”Step Over”をクリックすると1行ごとに実行されます。
13)”Step Over”を何回かクリックし、プログラムを進めます。
14)goto命令の1つ上の行を実行するとデモボード上のLEDが光るのがわかります。
15)goto命令のところで”Step Overを何回もクリックしても進みません。
16)再度”Reset”をクリックして先頭に戻ります。
17)”Step Over”で1ステップづつ進め、goto命令の1つ上の行でデモボードのLEDが光ることを確認します。
18)goto命令まで来たらデバッガを終わらせます。
19)DebuggerメニューのSelect Toolから”None”を選択してデバッガを終了します。

実行しているソース

; *******************************************************************
; PICkit 2 Lesson 1 - "Hello World"
;
; This turns on LED 0 on the 44-Pin Demo Board.
;
; *******************************************************************
; *    See 44-pin Demo Board User's Guide for Lesson Information    *
; *******************************************************************
#include 
__CONFIG    _CONFIG1, _LVP_OFF & _FCMEN_OFF & _IESO_OFF & _BOR_OFF & _CPD_OFF & _CP_OFF & _MCLRE_OFF & _PWRTE_ON & _WDT_OFF & _INTRC_OSC_NOCLKOUT
__CONFIG    _CONFIG2, _WRT_OFF & _BOR21V

     org 0
Start:
     bcf     STATUS,RP0  ; select Register Bank 0
     bcf     PORTD,0     ; clear LED RD0 (DS0)
     bsf     STATUS,RP0  ; select Register Bank 1
     bcf     TRISD,0     ; make IO Pin RD0 an output
     bcf     STATUS,RP0  ; back to Register Bank 0
     bsf     PORTD,0     ; turn on LED RD0 (DS0)
     goto     $          ; wait here
     end

Start:以下の最初の2行(bcf命令)を追加しました。

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