mbedのprintfの出るところ

mbedのデバッグはprintfで行うということだけど、「printfの出るところはどこ?」と思って調べた。

実はmbedはUSBメモリーの他にUSBモデムとしての機能もあって、Mac OS Xにつなげるとネットワーク機器としても認識されて、「設定されていない」とメッセージが出る。
最初は、「何だコレ?」と無視していたけど、これがUSBモデムの部分だったらしい。
で、このUSBモデムがmbedとのシリアル通信として働いていて、mbedのprintfの出力先になっている。
また、Macのキーボードがmbedに出力されるようになっている。

とはいえ、Mac OS Xで、このUSBモデムの出力を見る方法は・・・
1)ターミナルを起動して次のコマンドでmbedのポートを確認する。
> ls /dev/tty.usbmodem*
すると、うちのMacの場合、
/dev/tty.usbmodem1d12
と出た。
2)screenコマンドでmbedのポートに接続する。
> screen /dev/tty.usbmodem1d12 9600
とすると、ターミナルにmbedのprintfが出力される。
また、Macのキーボードがmbedに出力されるようになる。

これでmbedとの通信ができる。

mbedのPCとのシリアル通信については、次のページがわかりやすいです。
「Serial Communication with a PC(翻訳)」

Mac OS Xのシリアルコンソールについては、次のページがわかりやすいです。
「Mac OS X (Snow Leopard)でSerial Console (シリアルコンソール)」

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