dsPICオシロのUART⇔RS-232C部分のデバッグをしようとロジアナでADM3202ANのT1in, T1out, R1in, R1out, T2out, R2inの様子を見てみることにした。
ロジアナの取説を読みながらプローブを組み立ててADM3202ANの各ピンにクリップを接続(もちろん、GNDにも接続した)。
ロジアナの電源を入れて出てきたメニューから「2. Asynchronous」を選んで、EXECUTEグループのSINGLEボタンを押す。
何も変化なし。
PCでdsPICオシロ用のソフトを起動し、COM1への「接続」ボタンをクリックしながらロジアナのSINGLEボタンを押すけどタイミングが合わないのか、何も変化しない。
EXECUTEグループのREPEATボタンを押してからPC側のソフトの「接続」ボタンをクリックしてみたけど変化しない。
たぶん、タイミングのレンジとかいろいろ調節項目があるんだろうけど、使い方をろくすっぽ知らないのでとりあえずロジアナはやめてオシロで見てみることに。
オシロだと一度にチェックできるピンが限られるので、まずはR1inをチェック。
波形は見れなかったけど、PC側のソフトの「接続」ボタンをクリックするとトリガーのLEDが反応して光るので何か信号が出ているのはわかった。
しかし、他のピンでは何も変化しない。
てか、PC側のソフトで「接続」ボタンをクリックしても、1バイトしか送信しないからデータの密度が低すぎて測定機器の調節がうまくできないと何も見れないんだろうなと思った。
だから、もっとデータをばしばし送ってくるものでオシロの調節をした方が良さそう。
ということで、GPSのGT-720Fの出力(RS-232C)を見ることにした。
それと、RS-232Cの信号レベルは1が-3V~-15V、0が3V~15Vというの確認した(このマイナスの電圧ってのが理解できないけど)。
プローブをGT-720Fの出力ピンに接続。
※ケータイはGPSのケーブルにGPSの重さがかからないように、GPSを載せるためだけにあります。
いろいろ調節してようやく見えたのがこれ。
VOLTS/DIV=2、TIME/DIV=1mSEC。
でも、表示はチカチカしていて止まらない(まぁ、周期的な信号が送られてくるわけじゃないからしょうがないけど)。
オシロスコープで信号が見れたので、次はロジックアナライザーで挑戦!
今回は落ち着いてロジアナの画面の項目の意味とかも考えられそう。
まずはGT-720Fのin/outにプローブのクリップを接続。
いろいろいじって信号が見れたところ。
AsyncでMeasurement setupでProbe 0のThresholdを試しにTTLからECLにしてみて、REPEATボタンを押して、Int clockの←→のファンクションボタンを何回か押して2μsにするとこの画面のように信号が1秒毎(?)に更新されました。
再度確認したところ、Int clockの初期値は20nsでした。また、ECLにせずにTTLでも信号が表示されました。ただし、接続していないチャンネルは0になってました。ECLだと1になってます。
ちゃんとTTLとECLの違いを調べておけばいいものを・・・
ググッたら、こんなページがありました。
「測定機器の使用方法-ロジックアナライザ編-」
ページの中ほどにTTLとECLのことが書いてあります。