結局、dsPICのオシロスコープが完成する前に、本物のオシロスコープを入手してしまった。
写真の通り、かなりな年代物。
一応、上に載っているロジックアナライザーと同じ岩通製を選んだんだけど、時代が違うのかデザインとか全然違う。
※某巨大掲示板にて重ね置きは良くないとの指摘を受けたので、重ね置きはやめました。
※オシロスコープなのにシンクロスコープという名前なのは、岩通はオシロスコープをシンクロスコープという製品名で出していたらしいです(コメントにとおりがかりさんによる説明があります。ありがとうございます>とおりがかりさん)。
プローブは秋月の100MHzのやつを2本購入。
「シンクロスコープ」というのは、トリガー式オシロスコープの商品名で、開発したメーカーは米国テクトロニクス社だとおもいます。
岩崎通信機はそのテクトロニクス製品のデッドコピーで「シンクロスコープ」を発売。これが日立や松下など競合他社製品よりトリガーなどが遙かに安定でオリジナルより非常に安価だったため日本市場を席巻しました。
そのメンテは、秋葉原に出掛けてテクトロニクスの回路図を買ってきて自分で修理しました。100V電源部以外は全く同じ回路で真空管式なんでほとんど修理できました。
今中国が日本のデッドコピー製品で商売してますが、それは丁度40年ほど昔の日本の姿です。
とおりがかりさん
「シンクロスコープ」についての説明ありがとうございます。
そういう経緯があったんですね。