音センサー(調整編)

音センサーができたけど今まで音センサーの動作確認には手をたたく音だったり、マイクをこする音とかだった。
しかし、本当に音センサーで捉えたい音は玄関のチャイムの音(ピョピョピョというかなり高くて短い音)。
で、とりあえず実際の音で試してみたら全然反応しない。

「こりゃいかん」と実際の音をiPhoneで録音して、オシロスコープをつないで波形を確認してみたら振動幅が非常に小さい。
倍率と電圧のオフセット(?)を変えられるようにと、多回転半固定ボリュームを使うように回路を変更して、調整してみるけどあまりいい感じにならない。
「何か参考になる回路はないかな?」とSparkfun社のコンデンサ・マイク・モジュールのことを思い出して回路図を見たら、マイクの直後のコンデンサが小さいので同じ4.7μFのものに変更してみた。
そしたら高い音の波形がクリアになった感じがした。
コンデンサの周りの抵抗器との関係であまり違う値にすると動かなくなると思っていたので、かなり値の違うコンデンサでも動いたのにはちょっとビックリした。
「もっと小さいのに替えたらもっと良くなるかな?」と0.1μFのものに替えてみた。
そしたら、もっとクリアになった。
それで、後は倍率を調整したらかなり反応が良くなってきた。
オフセットもいじったけどあまりいい結果にはならないので2.5Vのままにした。

玄関に持って行って再度実際のチャイムの音で試したら見事に反応した。
(iPhoneで再生している音よりかなり大きい。)
しかし、倍率が高いので外の騒音(トラックの通行音とか)に反応してしまうことも多い。

現在の回路は次のようになっている。

調整可能な音センサーの回路図

調整可能な音センサーの回路図

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